アイサンケンチクメモ

愛知産業大学 通信教育部 建築学科

通信教育 建築技術史

2022年の建築技術史レポート作成のメモです。

 

課題内容

どう作成したか

教科書ではいくつかのポイントが書かれています、

それに加えてネットから情報を収集しレポートを組み上げました、5000字程度で一通り課題で問われているもののアンサーになるように書いてみたものの、再提出となりました。

最初の添削では赤線がちょこちょこと書かれているだけで、どこをどうしろというアドバイスがありません、そのような状態で再提出の指示が出されていました。

どうしろと???

結局仕方ないので、学事から質問を送って回答をもらう羽目になりました、ネット上からQ&Aで、学事>担当講師>講師と伝言ゲームの用になって時間がかかりました。

質問するだけならタダなので、大量に送って情報を引き出すしかありません、その後レポートを添削指示したものを再度送ってもらいました。

そこで足りないと思われる箇所を追記しまくり、すぐに送りました。

再提出は追加料金も発生しませんので、何度でも送るつもりで、あまり時間をかけず再添削してもらうことにしました。

結果

再提出からのCとなりました。

質問攻めのおかげか、ちゃんとPDFで解説を書いたタイプのレポートが返却されました。

最初に出された赤線のみのやっつけ添削から、対応が大きく変化した印象です。

先生

名前を検索するとわかりますが、関東で個人で設計事務所をやっているみたいです、独特の文体のHPがでてきます。

前に勤めていた設計会社の社長がアイサンで教授をやられていた方でしたので、その繋がりで仕事をもらっている印象です。

ちゃんと質問しないと赤線だけの添削で再提出にしてしまう厳しい方です、卒業まで唯一再提出と赤線のみ添削をしてきた講師で私の中では一番の地雷となりました。

おすすめ度

文字数も大量に書いても厳しくおすすめできません、レポートで時間の消費が大きくなると割に合わないと思います。

分かっていること

再提出の可能性がある

文字数5000では不足

教科書は必要か

講師の求める内容でなければレポートが通らず、教科書の内容では不足します。

RCの耐火や耐震の歴史を深掘りしたものなどを集める必要があります。

その他

 

通信教育 建築設計Ⅱ-a (面接)

2022年のオンデマンドのスクーリングメモになります。

 

感想メモ

事前課題もあり、ギリギリの課題公開でした。

この授業とにかく時間がありません。エスキース1の返事から次のエスキース2提出まで5日。

エスキース2の返事が出てから、プレゼンボード提出まで4日ちょっとです。

エスキース2の公開予定も遅れてしまって待たされました。

オンデマンドは会場に行かなくてよい分、移動の手間とお金は軽減できますが、作成時に先生からのアドバイスが得られません。

設計Ⅰと違い、図面や模型の作り方についての詳細な授業はありません。ほぼ自分でやるきるだけの授業で、時間設定のある設計Ⅰbのようなものです。

コンセプト、図面(平面と断面)、模型(立面図も兼ねており、エスキース2の時点で一度試作を写真提出)、これが期限までに完成させないとならない、時間との戦いになります。

完成させるには時間が必要で、かなり休みを用意しないとならないし、効率よく強引にでも完成させないと、最低条件のものが提出できず単位が得られません。

作業が遅くなった人には、とにかく図面と模型を提出しないと単位がもらえないことを念を押されます。かなり遅れている人には名指しこそしませんが、もう一度授業を受けることをおすすめしていました。(もう手遅れですよみたいな)

 

課題である計画地は、運河が主役になります。なのでコンセプトは水辺、運河へのアプローチが重要。あの川をどう活かすかが問われます。

建物は運河方面に人が向く工夫、水を敷地に引き込む人が多く、運河が関係ない水物は指摘されます。建物を複数立てたときは高さ揃えないこと。建築デザイン論で出てくる視点で形などがアドバイスされます。

 

半分ぐらいしか書ききれなかったが他の人達のエスキース2の指摘メモを貼っておきます。

  • どんな施設作るかわからない人には、カフェなどのアドバイスがあった。

     
  • エスキスに質問を書いておくとアドバイスもらえる、情報が書いてないと脱線アドバイスになる。

     

  • 作る施設によって、それに付属する施設をどうするか、動線はどうするか、エスキースで指摘が多い。

     

  • 飲食店を用意すると、厨房、客席、ロッカールーム、倉庫、休憩室や事務室、機械室、トイレなど関係する施設があるかの確認が多い。
  • 構造まで突っ込む先生がいる。天井高のツッコミ多い。
  • 断面図に人を入れる
  • カフェが人を呼ぶというアドバイス
  • 模型1/200のスケール感ではない植栽(100円ショップのやつ)
  • 立面を模型で表現するため開口をちゃんと書く
  • 模型のザラつき仕上がりへの注意
  • 階段途中踊り場が必要>法規の注意
  • 階高を1F高め、2F低めと、高さのアドバイス
  • 試作模型作品などでよくわからないものがあると、「何?」とのツッコミが入る、多くの学生で頻発
  • 雑スケッチにプランになっていないとツッコミ
  • 最後に必要な、配置図、各階平面、断面図、模型が必ず必要とダメ押し>課題通過の最低条件
  • ステップ2の状態で立面必要という先生と模型で立面代用できるという先生といる
  • 桟橋や船を書くと、どういう船を設定しているかのツッコミ多数
  • 外壁の絵などを止めるようにアドバイス
  • 図や模型で説明がない、屋上空間や空き地を用意すると、どのように利用するかの質問がつく
  • 小さい池など「必要か?」との質問
  • 平面図とパースとのズレチェック指摘
  • 防犯上無人は良くない、街並み景観でも
  • 1Fピロティにすると、人のいる場所がないとツッコミ
  • 支柱が足りない指摘、建物の構造も突っ込まれる
  • 想定される人の数に対して、階段などが小さいとのツッコミ
  • 音楽ホールに対して、音・光・重さ・運搬・空調・遮光など要素、付属するべき部屋(トイレ、休憩、医務室、事務室、水場、会議室、その他機械室やバックヤード)の想定の計画不足ツッコミ
  • 構造不足指摘
  • 外壁はガラスか壁かの不明
  • 目標とする機能の部屋のために、天井高を変える指摘
  • 断面図での水辺との関係性、高速道路との関係性の指摘
  • 建物模型に対して、外構何もないと指摘、水辺関係性も
  • 船の形にこだわるな
  • 模型写真に対して、建築としての機能の提案がない>カフェ、レストラン、ミュージアム、ショップ
  • トイレだけの建築物は禁止
  • 水辺に壁など遮断禁止、運河との一体感、水辺を見せる
  • 面積からレンタルオフィスをカフェレストランに変更アドバイス
  • 天井高いほうが気持ちがいい3500>4000
  • 建物の一部を水辺が見えるように変更アドバイス、ガラスなど
  • 複数の同じ高さの建物模型に対して、高さが変わったほうが、変化があっていい
  • 書きかけの図面に対して、階段などの配置がないと、動線の検討ができない
  • 手すりの書き込みすぎて黒いのに対して、軽快に
  • 立面図の均等な窓配置に対して、多様な表情がいい
  • コンセプトイメージパネルを作る
  • やりたいこと明確化する指摘>案があっても、エスキスで先生に伝わるように説明しないと伝わらない
  • 橋の提案に、堅牢ではなく軽快に
  • ステップ3では模型の材料に厚みが必要
  • 1/200スケールが適当になってはいけない
  • 内部、外部、半内部、半外部を意識的に計画
  • エントランス・ロビー階段を魅力的へ
  • 駐車場に否定的
  • 劇場に対して、劇場に必要な部屋や空間の指摘、演者の動線など指摘
  • 厨房と付属の部屋の動線にツッコミ>客席を挟んで先に倉庫や更衣室がある
  • 模型の窓開口がない指摘
  • 建物の段差がシンメトリーだが、違う方がいいという指摘
  • ドアがぱーぱーという指摘>愛知でメジャーな方言で開けっ放しや解放されている意味
  • 図面がポンチ絵との指摘>明治の漫画が語源で落書きの意味合い、昔の人が使う
  • 内部外部の定義が必要、図面で屋外なのか屋内なのかわからない場所がある、図で点線表示が必要、平面断面
  • 断面スケッチの階段が急すぎる
  • 樹木の絵に対して、建物との関係性を求める質問、これなに?
  • エントランスのデザインがないとの指摘複数
  • 無個性な箱型のデザインに対して、例えば船っぽくのアドバイス
  • バーベキュー場やキャンプ場に対して、建物の課題で外部空間の設計ではない、歴史館や博物館、図書館
  • エレベーターの表記を正しく
  • 家具の図のスケール感が合ってない
  • 水の引込と建物が無関係になっている
  • 建物と緑地の割合6:4がいいとの指摘
  • デッドスペースをどうにかする
  • ガラス壁を成立させる構造が必要
  • 滝の案にどのようにするか具体的に
  • 手すりがない指摘多数
  • コンセプト案はいいがちゃんと図面を書くように指摘
  • 内装レイアウトが必要と指摘
  • 断面図の正確性を指摘
  • コアをちゃんと設計>コア(核)、設備スペース、共用スペース、構造など。センターコア、偏心コアなど
  • 太すぎる道に対して、車がとおるのですか?
  • 家具などスケール合ってない、部屋の面積足りていない
  • 模型の傾斜角をもっと大胆に
  • エントランスがない指摘多数、入り口ホール
  • 口頭でのプレゼンがないのでイメージスケッチや写真などで視覚的にわかりやすく
  • レストランに対して厨房が小さい
  • 1/200のときはガラスは単線でいい
  • 模型に着色すると見栄えする
  • 図面の案に周辺環境と方角がなくて、川や高速の位置がわからない
  • ギャラリーは、管理人室事務所、受付、空調機械室
  • 飲食店のバックヤード>更衣室、休憩室、事務室、機械室、スタッフトイレが必要
  • サッシの線が太くて壁と見分けがつかない
  • EV周りに受付事務所が必要
  • ガラス壁の表記は、柱と離す
  • 図面の寸法がない
  • 宿泊施設に必要な部屋>管理人室、受付、リネン庫
  • 噴水やるならポンプ機械室
  • ベンチなどに対して、何が見えるか、どちらに向かって座るかとの問い
  • 船を設置するなら桟橋必要
  • 模型写真複数から、良い雰囲気とコメント
  • 敷地写真に問題点を明記し、それに対して模型で解決したイメージ写真を添付
  • エスキスに必要な施設部屋の箇条書きあるとわかりやすい
  • エスキス模型に光を当てての検討写真>時間帯において太陽の方向をライトで照らす>日陰になる施設がでる

感想というか愚痴

他の生徒のエスキスをみることで学習になったが、添削にパーパーとか愛知弁が使われていて、何言ってるんだろうと一々検索する羽目になった。

 

事前学習をどのようなものを出すかのサンプルの情報がなく、どうやっていいかさっぱりわからない状態だった。旧eラーニングが機能していれば、過去の生徒がアップロードしたものなどが、質問掲示板から見られて参考にできたかもしれないが、今回は新システムに移行したため情報不足だった。

 

エスキス1書式の書き込みが足りないと、講師から大したアドバイスがもらえず行き詰まる。エスキス1でどう講師にやりたいことを説明するかが鍵になるようだ、それが伝わらないと講師も何をアドバイスしていいか困る。エスキス1の書式に講師への質問事項欄があればもう少し作品作りが良くなると思う。

 

エスキスの講師の添削が乱暴な文章と優しい文章の人でかなり差があった。「何?」とかだけの添削もあり、相手の顔が見えない通信教育だけに配慮が必要に感じる。また、エスキス1.2で「何?」と言われても生徒も提出時期になってしまって、どうすることもできない時間配分だった。

 

エスキス1のあとに過去の生徒作品のサンプルが出された、あえて生徒に考える時間を持たせる目的か何か意図するものがあるのだろうが、課題提出間の時間がなさすぎて軌道修正する余裕がない生徒が多く見られた。小出しでもいいから事前の情報が沢山あったほうが良かった、相談がしにくいオンデマンドの授業であるため、生徒たちは孤立している、そのため情報の取り出しに苦労することになる、ディスカッションみたいなこともできない、他の多くの生徒がどう考えているかなど、情報を得て自分で咀嚼する時間が必要だと思うが、現状は情報不足で唸るばかりだった。


課題最終提出に必要な図面の説明詳細が最後まで統一されておらず、立面図が必要という講師と、模型で立面図を兼ねるからいいという講師がおり、エスキス2の添削(いるいらないが書かれている)が公開されたあと生徒が質問して数日後公式な解答を得るまで立面図が必要なのか不要なのかの正式な見解が出ないまま、授業最終盤まですすんでしまった。最初の課題文に必要な図面が言及されてなかった。


事前課題を講評するZOOMがエスキス2提出の後の頃で、課題終盤の自分としては、参考にしている時間もない時期であった。もはや課題最終提出に追われて何も感じなかった。

 

どうにかして負担を軽減する案

時間割を書く

どうあがいても時間がないため、2日+α(提出期限までの自分の時間)ぐらいで完成させる時間配分を書いておく、図面と模型とプレゼンボードが必要です、まずそれが間に合わないと再受講になります。それを意識して作成しないと間に合いません。

 

模型やCADの授業を先に受けておく

模型や図面が課題にありますが、教えてもらう時間はありません、別の科目や個人的に練習しておく必要があります、自己学習に書籍を買って模型の練習をするといいかもしれません。オンデマンドはPDF提出なので写真加工の技術があれば見栄えの悪い模型をごまかせるかもしれません。

私は紙粘土と青海苔で芝生の丘を無理やり作ってしまいました、もっと技術があればキレイな模型になったと後悔がのこります。

 

建物は2階程度のものにしておく

どうやっても時間のないこの課題を通過するには、建物は詰め込みすぎないことが必要です。課題通過を最優先にするにはシンプルなものをお勧めします。

 

先回りして平面プラン考えておく作っておく

どんな課題にも対応できる図面があればいいと思いました。課題内容が変わる可能性があるため、どのような施設の指定にも対応できそうで、何でも使えそうなカフェ・飲食店がお勧めです。こういった施設とそれに付随して必要な倉庫とか厨房とかを揃えて図面化しておけば、あとは貼り付けるだけです。

講師によっては断面図も要求されます、エスキースで高さの指摘されても、天井高だけいじれば修正可能なタイプの建物にしておけば先に作ることが可能だと思います。

 

仲間動員

会場でのスクーリングでは不可能ですが、家族友人手伝いがあれば早いと思いました。図面を含めたプレゼンテーションボードだけでなく模型なども数日で作成となると、反則技も選択しです。

 

今回愚痴ばかりになってしまいました、本当に時間がなくエスキスでは良いアドバイスが得られず苦労だらけのスクーリングでした。

駄文になりましたが何かしらの参考になればと思います。

通信教育 建築環境工学

2022年建築環境工学のレポートのメモです。

 

課題内容

【レポート課題】
第1課題
視覚の特性をまとめ、昼光と⼈⼯光源について特徴を⽐較しながら解説せよ。
第2課題
聴覚の特性と、⾳の物理的な特性をまとめ、騒⾳制御の基本的な事項を解説せよ。
第3課題
⼈体と周囲との熱のやりとりのメカニズムについてまとめ、温熱環境指標について解説せよ。
第4課題
空気中の汚染物質とその⼈体影響について述べ、換気計画の⽅法について解説せよ。
※以上の4課題のうち2課題についてレポートを提出する。

どう作成したか

第二課題と第四課題を選択しました。

どの課題も一級建築士のテキストに重要項目がまとめられているので、そこを学習しながら、ネットと教科書で補足し、まとめて、これだけ学習しましたという感じで仕上げました。

結果

85点でした。
試験対策本に出てくる重要項目ですので外すことはありません、またテキストも問われている項目のページがありますが専門的すぎるので、試験対策のテキストやネットでかみ砕かれた内容で理解を深めまとめました。文字数で4500~5000字になりました。講師に説明するかのような箇条書きで書いたので、自ずと説明に必要な図などを選択し、教科書などから貼り付けました。

先生

簡潔に褒めてくださり、さらに付け加えるとで、アドバイスをくれる良い先生でした。

おすすめ度

必須なのでやるしかないでしょう、ちょうど試験とも項目が重複するので学習に必要な教科です。

教科書は必要か

テキストはなくてもレポートも試験も通りそうです。ただ、深く理解したり、試験などを手早く済ませたいなら買ったほうが早いかもしれません。

別途一級建築士試験のテキストは購入をおすすめします。他の教科でも使える場面がでてきますし将来つかいますので。

 

通信教育 防災と建築

2022年防災と建築のレポートのメモです。

 

課題内容

第1課題 
木造建築・耐火造建築における火災の特性を考察し、それぞれの火災の防止、あるいは火災による被害の低減のため建築上考慮すべき事柄や対策を述べなさい。
第2課題 
地震が建築物に与える災害について考察し、地震の被害から建築物や人命を守る方法について述べなさい。
第3課題 
住宅内で起こる事故の例3つあげ、その防止策について述べなさい。
第4課題 
気象に起因する災害について3つ例をあげて考察し、その防止策について述べなさい。

 

となっています。補足もあるのでこれを更に掘り下げた内容になります。

どう作成したか

まず第一課題の火災

ネットから近年の火災の状況を消防庁などから資料を集めまとめ

「高層建築が一番わかる」や(図書館で借りられたが各科目で使える内容が充実)

建築士試験のテキストなどから火災の重要項目をまとめて作成しました。

 

第2課題はネットの地震をまとめた記事から大震災の特徴などをまとめ

「高層建築が一番わかる」から揺れや耐震技術の記述などをまとめて作成しました

 

結果

Aでした。教科書を使わなかったため断片的でダメ出しが多い状態でした。

試験のため、いらないだろうと思っていた教科書をあとから購入したのですが、ちゃんと教科書と課題がリンクしていました、試験もリンクしています。

先生

非常に丁寧な講評追加指導を書いてくれて、対応も素早いです。数日で採点されました。

おすすめ度

絶対に取るべき教科だと思います。落とすことも再提出もなく、採点は優しくて早いです。

どの課題でも比較的に課題内容がわかりやすく、悩まずにレポートが書ける思います。

分かっていること

おすすめ科目

教科書は必要か

なくても良いが、最短で攻略するには教科書があると楽です

通信教育 プレゼンテーション概論

2022年プレゼンテーション概論のレポートのメモです。

 

課題内容

【学習の内容】
⾃ら発する情報内容の羅列に留まらず、聞く、⾒る側にたって、必要な情報を絞り込み、美しく的確で分かりやすく丁寧に伝える事を学ぶ。
また、伝える情報はどのような階層(年齢、性別、専⾨分野、素⼈、⽞⼈その他)の⼈々に対して、所謂第三に向けて分かりやすいように多⾔語認知が可能なように表現する。すなわち全てを視覚的に可視情報へ変換して伝達できるようにすることを学ぶ。

 

課題1〜4の中から表現したい課題⼀つを選択し、プレゼンテーションパネルを制作をする。

第1課題
⾝近な街調査レポートのプレゼンテーションパネルを作成する。

第2課題
優れた「コンペ受賞作品」の中から好きな作品を選び美しく再構成し何が良かったかをプレゼンテーションパネルによりレポートする。

第3課題
今、話題の建築(国内外問わない)や各⾃興味のある地域、都市を代表する都市を調査して、その建築の特徴をプレゼンテーションパネルによりレポートする。

第4課題
⾃分の作品のポートフォリオとしてのプレゼンテーションパネルを作製する。

この中から選択できるようになっています。

どう作成したか

課題1を選択してみました。

課題4のポートフォリオであれば、ネット上にクラウドから自動作成するサービスなどあり簡単そうでしたが、あえて街調査という課題が面白そうと思い選択しました。

自分が住む街ではなく、祖父母がいた田舎の名所を選択肢し写真撮影をしてソフトで編集してポスターのように作成を試みました。

⾃ら発する情報内容の羅列に留まらず、聞く、⾒る側にたって、必要な情報を絞り込み、美しく的確で分かりやすく丁寧に伝える事を学ぶ。

と、【学習の内容】にあったため、どの情報を写真を選んで伝えようとか考えて写真選別などをしていましたが、⾃ら発する情報内容の羅列、みたいになってしまいました。

建築の資産や観光資源にテーマを絞り写真を選別して説明を書いてパネル化、時間なく地図や街の分析などは端折ってしまいました。卒業を意識したギリギリ12月の提出でした。

結果

Cでした。

人気なのか時期的なものなのか講評まで時間がかかりました。

写真表現は良いものの、足りないヶ所の指摘として、地図や分析提案の不足が指摘されました。

先生

インテリア学と同じ講師の先生です。

インテリア学同様、安定の褒めてからの、ダメ出しをだすパターンでご指導いただきました。

不足した内容であっても再提出にならず、講評でこうすべきだったと教えてもらいました。

オンラインのスクーリングでも、お見かけしましたが、愛嬌より真面目さが出ていた印象です。

おすすめ度

おすすめです、どの教科取ろうか迷ったら入れても間違いなしの教科です。

インテリア学と同じように作品をPDFで送るだけで試験なく終わります。

写真を取り込み、画質を整え、位置を決め、切り取り、文字をはめてPDF出力で終わります。

分かっていること

試験なく、短時間に単位がもらえる。

レポートを書くのが苦手ならこういった教科がおすすめ。

教科書は必要か

不要です。レイアウト、基本の「き」と建築プレゼンの掟の両方とも購入しましたが、参考に流し読みする程度で使いませんでした。ネットのプレゼンボードなどを参考にしても問題無いと思います。

ピンタレストみたいなサイトや建築のプレゼンボードの指南サイトがたくさんあるので、ネットの方が良い情報になった気がします。

通信教育 構造力学Ⅰ

2022年構造力学Ⅰレポート作成のメモです。

 

課題内容

第1課題 
図1に示すトラスを節点法による算式解法、図式解法(クレモナ図解法)で解き、計算結果を対比しなさい。クレモナ図は100Nを2cmとし作図すること。

 

第2課題
木構造、鋼構造の圧縮材について安全性を検討しなさい。
(1)図2に示す、材長3m、断面10.5cm角、両端ピン支持のヒノキ材の柱が、材軸方向に20kNの長期圧縮力を受けるとき、その安全性を検討しなさい。

(2)図3に示す、等辺山形鋼L−75×75×9(SN400)、両端ピンで材長1.8mの長柱に、長期圧縮力60kNが生じているとき、安全性を検討しなさい。

 

となっています。

第1課題は1問に見えて算式解法、図式解法の2問題になっています。

どう作成したか

第一課題の算式解法はテキストだけではよくわからず、図書館で同様の構造計算の書籍「わかる!わかる!建築構造力学」を借りて理解を深めて解きました。

ネットの質問サイトに同じ内容があり、誰かが書いた回答があるのですが途中経過は書いてないため、参考程度です。アレにも罠が仕込まれています。

問題はクレモナ図です、全くわかりません。ネットにも僅か情報があり、You Tubeでも見たりしたのですが解らずじまい。しかし何度も書籍を見て線を書きながら挑戦してるうちに、バラバラのクレモナ図ができてきました。このバラバラの図を結合して完成のハズなのですが合いません。どこかの図形が間違っています。仕方ないので、降参してバラの図のまま提出にしました。

 

第2課題はテキストから同様の問題を解いていいくと同じように解けるので問題有りませんでした。

 

結果

70点でした

あっていたかどうかの講評と、各問題の回答のデータ提示なので、早くに採点されました。

よく見るとクレモナ図のC節点が間違いとなってました。ネットにあったアレが間違いでした。自分の考えで書けば良かったと後悔ばかりです。どうりで図形が完成しないわけです。

また第2設題でも計算ミスが1ヶ所指摘されていました。

2ヶ所間違いでも通過できたので、完璧さを求めて迷わず、とりあえず提出してしまえば良かったと思います。

試験

試験ではすでに問題が公開されていて、対応する例題に合わせて解けばいけるので、そこまで苦労することはないと思います。

ただ過程を書いているとかなりのボリュームになります。

先生

非常に丁寧で、汚い字の私の計算のミスにも気がついてくれ、ちゃんと対応してくれました。アドバイスや頑張ってくださいの一言が気持ちのよい先生です。

分かっていること

解らなければ、途中で出してしまってもよい。

提出からの添削は比較的早く、厳しい採点ではない。

教科書は必要か

そこまで必要ではないのですが、今後の建築士試験のことを考えると、構造計算のテキストは持っておくべきだと思います。

通信教育 建築設計Ⅱ-b

2022年の建築設計Ⅱ-b課題作成メモです。

 

課題内容

計画地内の前川國男自邸を「歴史的建築物を生かした」収益の見込める建築を併設・増設することで、その建物を再生・活用しながら保存する提案

 

敷地設定 
①敷地面積500㎡(北&南:20m、東&西:25mの長方形、段差なし)
②道路:北4m道路接地(ここからアクセスします) 東・南・西は隣地(2階建て住戸)
(※北を上にして、縦長の長方形の敷地です。)
③歴史的建築物(前川自邸)は、自由に配置してください。

 

計画内容
①前川自邸のリノベーション設計
②空地部への新たな建築の設計(収益を見込める建築であること。例えば、レストランやギャラリー、イベントホールなど、前川自邸と連動すること。)
※なぜ、その施設である必要があるかの説明を設計主旨に入れること。
③建物の規模:2〜3階建て(地下や屋上を設けても良い)
④構造自由、法的規制なし。

どう作成したか

多分一番楽なのはカフェのようなものでしょう。

ただし旧前川邸をどう体験するかが弱く感じます。

自分は、ユニテ・ダビタシオン内に宿泊体験できるホテル、ル・コルビュジェがあるのを知り、ホテル前川作ってみようと考えました。非常に安直です。

ホテルの室内は旧前川邸のコピーでそっくりの内装に、建物を廊下で繋ぎ、1客のみ本物の前川邸に泊まれるようにしました。

ホテルのロビー側や客室からはガラス張りで前川邸を眺められるように、またホテルとして必要な部屋を目立たない位置へ。

ホテルの外壁は前川建築の打ち込みタイルにしてみました。

想定する客層は、昔の建築物を楽しむ、観光者層、建築オタク層や学生層であると思い部屋数も少なめにしました。

CAD2・3を受けていたので立体的な建物をRevitで書くことができ、それを立面図などにあてられて楽に済ませられました。旧前川邸は平面図のみ書きました。

結果

結果はBでした。基準を満たせばこのレベルになる評価表があるのだと思います。

建物だけでなく、旧前川邸の図面も平面立面と要求されました。

建築設計Ⅰ-bとおなじB評価でも講評が対照的で非常に厳しいものでした。全否定です。すべての箇所においてこき下ろす書き方をされました。評価する箇所一切なしの全項目にたいしてダメだししています。

以前の建築設計Ⅰ-bの先生は評価できる点を中心に講評される方で気持ちの言い方でした。

建築設計Ⅱ-bではここがダメ、ここがダメ、ここがダメと永遠にダメだしされていて、死にたくなるレベルですw 果たしてダメなところだけ直せばそれがベストなのか、講評に疑問が残ります。

カフェレストランなどにしておけばよかったと後悔ばかりが残ります。

先生

非常に厄介な人物です。この教科を受ければダメだしの嵐の中に突撃することになるでしょう、Ⅰ-bの先生の褒めて伸ばすご指導で気を良くして挑むと更にダメージ倍増です。

全否定してくる人間というのは、相手の価値を下げて自分を上に持っていく思考の人です、人のためになりません。ダメだしを踏まえて建設的意見がないのも良くないところでした。

自分も会社で欠点を探して怒ること自体が仕事と思ってる人と関わったことがありますが、疲れるだけで嫌な気分にしかなりません。

クレーマーを真面目に相手にしても良いことはありません。メンタルが弱い人はこの科目を受けないほうが良いでしょう。

この手の講師は、スクーリングにも外れ講師として登場します。なにか指導しないといけないと考えるとアラ探しをしてその場をしのぐ一番安直な対応です。この手の人が多いと感じるなら、アイサンが真っ当な講師を用意できていないことが問題です。

お金払ってボコボコにされて枕を濡らすそんな体験をさせてくれるアイサン、これはメンタルトレーニングの授業だと思うことにしました。

おすすめ度

おすすめしません、課題の建物だけでなく、旧前川邸の平面図と立面図の作図も要求されますので倍の作成の時間が負担となります。さらには講師も凶暴です。

評価はBで再提出にはならなかったので、カタチさえ出せば通過すると思われます。

分かっていること

レポート課題より時間がかかる。

その講師凶暴につき。

課題提出のみで試験はない。

教科書は必要か

教科書はいりません、ただし旧前川邸の図面を作成する必要があるため資料収集に時間がかかります。