アイサンケンチクメモ

愛知産業大学 通信教育部 建築学科

通信教育 建築設計Ⅱ-b

2022年の建築設計Ⅱ-b課題作成メモです。

 

課題内容

計画地内の前川國男自邸を「歴史的建築物を生かした」収益の見込める建築を併設・増設することで、その建物を再生・活用しながら保存する提案

 

敷地設定 
①敷地面積500㎡(北&南:20m、東&西:25mの長方形、段差なし)
②道路:北4m道路接地(ここからアクセスします) 東・南・西は隣地(2階建て住戸)
(※北を上にして、縦長の長方形の敷地です。)
③歴史的建築物(前川自邸)は、自由に配置してください。

 

計画内容
①前川自邸のリノベーション設計
②空地部への新たな建築の設計(収益を見込める建築であること。例えば、レストランやギャラリー、イベントホールなど、前川自邸と連動すること。)
※なぜ、その施設である必要があるかの説明を設計主旨に入れること。
③建物の規模:2〜3階建て(地下や屋上を設けても良い)
④構造自由、法的規制なし。

どう作成したか

多分一番楽なのはカフェのようなものでしょう。

ただし旧前川邸をどう体験するかが弱く感じます。

自分は、ユニテ・ダビタシオン内に宿泊体験できるホテル、ル・コルビュジェがあるのを知り、ホテル前川作ってみようと考えました。非常に安直です。

ホテルの室内は旧前川邸のコピーでそっくりの内装に、建物を廊下で繋ぎ、1客のみ本物の前川邸に泊まれるようにしました。

ホテルのロビー側や客室からはガラス張りで前川邸を眺められるように、またホテルとして必要な部屋を目立たない位置へ。

ホテルの外壁は前川建築の打ち込みタイルにしてみました。

想定する客層は、昔の建築物を楽しむ、観光者層、建築オタク層や学生層であると思い部屋数も少なめにしました。

CAD2・3を受けていたので立体的な建物をRevitで書くことができ、それを立面図などにあてられて楽に済ませられました。旧前川邸は平面図のみ書きました。

結果

結果はBでした。基準を満たせばこのレベルになる評価表があるのだと思います。

建物だけでなく、旧前川邸の図面も平面立面と要求されました。

建築設計Ⅰ-bとおなじB評価でも講評が対照的で非常に厳しいものでした。全否定です。すべての箇所においてこき下ろす書き方をされました。評価する箇所一切なしの全項目にたいしてダメだししています。

以前の建築設計Ⅰ-bの先生は評価できる点を中心に講評される方で気持ちの言い方でした。

建築設計Ⅱ-bではここがダメ、ここがダメ、ここがダメと永遠にダメだしされていて、死にたくなるレベルですw 果たしてダメなところだけ直せばそれがベストなのか、講評に疑問が残ります。

カフェレストランなどにしておけばよかったと後悔ばかりが残ります。

先生

非常に厄介な人物です。この教科を受ければダメだしの嵐の中に突撃することになるでしょう、Ⅰ-bの先生の褒めて伸ばすご指導で気を良くして挑むと更にダメージ倍増です。

全否定してくる人間というのは、相手の価値を下げて自分を上に持っていく思考の人です、人のためになりません。ダメだしを踏まえて建設的意見がないのも良くないところでした。

自分も会社で欠点を探して怒ること自体が仕事と思ってる人と関わったことがありますが、疲れるだけで嫌な気分にしかなりません。

クレーマーを真面目に相手にしても良いことはありません。メンタルが弱い人はこの科目を受けないほうが良いでしょう。

この手の講師は、スクーリングにも外れ講師として登場します。なにか指導しないといけないと考えるとアラ探しをしてその場をしのぐ一番安直な対応です。この手の人が多いと感じるなら、アイサンが真っ当な講師を用意できていないことが問題です。

お金払ってボコボコにされて枕を濡らすそんな体験をさせてくれるアイサン、これはメンタルトレーニングの授業だと思うことにしました。

おすすめ度

おすすめしません、課題の建物だけでなく、旧前川邸の平面図と立面図の作図も要求されますので倍の作成の時間が負担となります。さらには講師も凶暴です。

評価はBで再提出にはならなかったので、カタチさえ出せば通過すると思われます。

分かっていること

レポート課題より時間がかかる。

その講師凶暴につき。

課題提出のみで試験はない。

教科書は必要か

教科書はいりません、ただし旧前川邸の図面を作成する必要があるため資料収集に時間がかかります。