通信教育 構造力学Ⅰ
2022年構造力学Ⅰレポート作成のメモです。
課題内容
第1課題
図1に示すトラスを節点法による算式解法、図式解法(クレモナ図解法)で解き、計算結果を対比しなさい。クレモナ図は100Nを2cmとし作図すること。
第2課題
木構造、鋼構造の圧縮材について安全性を検討しなさい。
(1)図2に示す、材長3m、断面10.5cm角、両端ピン支持のヒノキ材の柱が、材軸方向に20kNの長期圧縮力を受けるとき、その安全性を検討しなさい。
(2)図3に示す、等辺山形鋼L−75×75×9(SN400)、両端ピンで材長1.8mの長柱に、長期圧縮力60kNが生じているとき、安全性を検討しなさい。
となっています。
第1課題は1問に見えて算式解法、図式解法の2問題になっています。
どう作成したか
第一課題の算式解法はテキストだけではよくわからず、図書館で同様の構造計算の書籍「わかる!わかる!建築構造力学」を借りて理解を深めて解きました。
ネットの質問サイトに同じ内容があり、誰かが書いた回答があるのですが途中経過は書いてないため、参考程度です。アレにも罠が仕込まれています。
問題はクレモナ図です、全くわかりません。ネットにも僅か情報があり、You Tubeでも見たりしたのですが解らずじまい。しかし何度も書籍を見て線を書きながら挑戦してるうちに、バラバラのクレモナ図ができてきました。このバラバラの図を結合して完成のハズなのですが合いません。どこかの図形が間違っています。仕方ないので、降参してバラの図のまま提出にしました。
第2課題はテキストから同様の問題を解いていいくと同じように解けるので問題有りませんでした。
結果
70点でした
あっていたかどうかの講評と、各問題の回答のデータ提示なので、早くに採点されました。
よく見るとクレモナ図のC節点が間違いとなってました。ネットにあったアレが間違いでした。自分の考えで書けば良かったと後悔ばかりです。どうりで図形が完成しないわけです。
また第2設題でも計算ミスが1ヶ所指摘されていました。
2ヶ所間違いでも通過できたので、完璧さを求めて迷わず、とりあえず提出してしまえば良かったと思います。
試験
試験ではすでに問題が公開されていて、対応する例題に合わせて解けばいけるので、そこまで苦労することはないと思います。
ただ過程を書いているとかなりのボリュームになります。
先生
非常に丁寧で、汚い字の私の計算のミスにも気がついてくれ、ちゃんと対応してくれました。アドバイスや頑張ってくださいの一言が気持ちのよい先生です。
分かっていること
解らなければ、途中で出してしまってもよい。
提出からの添削は比較的早く、厳しい採点ではない。
教科書は必要か
そこまで必要ではないのですが、今後の建築士試験のことを考えると、構造計算のテキストは持っておくべきだと思います。