通信教育 建築史
2022年建築史のレポート作成のメモです。
課題内容
第一課題
第二課題
どう作成したか
レポート課題から、課題範囲を自己学習して説明しなさいという感じのものです。
そのため、課題を選択したら、その周辺まとめられている書籍から、重要項目を集めて肉付けしていく形にしました。
第一課題
書院造りを選択しました。
年表を造りつつ、寝殿造りからどう変わっていったかを書籍から収集して説明、だいたい代表的な遺構が書かれているので、その説明と写真の添付。
建具や間仕切りなどが変わっていったことはネットなでよく説明されています。初期から成立まで時期が長いのでそれで内容が膨らみます。
書院造りがどう使われていたかの説明と、重要な床の間などの説明。武家社会がどんな社会だったか、それをどう建物に利用したかの説明でまとめました。
第二課題
ルネッサンス時代とはの説明。
アルベルティを選択して、どのような人物か説明。
当時の建築家が影響を受けた建築十書の説明。
アルベルティの著書の説明。
アルベルティの代表的な建築物の特徴の説明と写真。
順番に説明していくようなパターンでまとめました。
どちらも書いているうちに2000字程度になりました。
年表
ここで一つ有用な作業がありました。年表の作成です。
建築史は建築士試験でも出てくる範囲です、歴史を暗記しなければなりません。
また、愛知産業大学の他の教科でも歴史を問われます、構造学1や建築技術史などがそうです。
他の教科に活かせて、試験勉強にもなるもの、それは年表作成でした。
Excelなどに表組みで歴史をまとめていくと、時代背景や暗記すべき項目が箇条書きのようにまとめられ、引用にも使いやすくなります。
結果
100点でした。
評価できるポイントが講評に記されています。
第一課題
書院造については、
歴史的背景と成り立ちが書かれている。
寝殿造から書院造への変化
匠明に関する記述
固定式の家具
表向き(対面・接客空間)と裏向き(日常空間)
座敷飾り
代表的な遺構>二条城
写真や図面等を用いて説明
第二課題
歴史的背景
建築理論 建築十書
オーダーは一つの比例体系
古典建築のもつ秩序と形式美
アルベルティの建築事例
アルベルティ著書
写真や図面等を用いて説明
が評価ポイントでした
シラバスで求められている部分を、調べてきて説明できていれば評価されます。
写真や図面などの言及から加点項目だと思われます。
先生
提出から数日、非常に早いレスポンスで、簡潔な講評で、褒めるタイプの先生です、アドバイス的なものはありませんが、レポート内容に細かく言及していてちゃんと読んでいる感じがありました。
また、通信制の学校をわかっているタイプの先生です、提出レポートを1ヶ月以上放置する講師が多い中、数少ない早いレスポンスの先生でびっくりしました。時間的に足を引っ張らないところが助かります。
今後も頑張ってくださいと書いてるところに、お人柄が現れていました。
この辺、アイサンは独学の学校なのに、レポート添削の講師の中には、教えてやってるんだ、単位を与えてやってるんだ口調のシラバスや講評をしてくる講師が多数おり、非常にモヤモヤさせられましたが、分かっている先生で助かりました。
レポートの添削レスポンスが早く、あら探しもない、評価も優しく、通信制を理解している、文句なしの先生でした。
おすすめ度
歴史など実務の役に立たないから他の科目にする人もいるかも知れません、しかし、建築士の試験でも日本史・世界史・近代史と計画の最初の問題(第1問・第2問)で毎年出題されています。学ばないとならない範囲でしょう。
レスポンスが早くすぐに試験に進めて助かります。
また試験の問題も、歴史的なものは、すでにわかっていることであるため、テキストやネットで調べやすく、対応しやすいです。
分かっていること
評価が優しい
レスポンス早い
建築士試験の範囲(2問)
教科書は必要か
歴史学習ように図書館で建築史関係を借りるなり、ネットで賄えます。
建築史を学ぶ上で入口になりそうな書籍を一つ買うと良いかもしれません。