アイサンケンチクメモ

愛知産業大学 通信教育部 建築学科

通信教育 景観論

2022年の景観論のレポート課題のメモです。
 
課題内容
第一課題
あなたが住んでいるまち並みの景観について調査し、「変わってほしいところ」と「変わってほしくないところ」写真に撮って、それらについてレポートしなさい。
調査した地区、場所の地図と写真等を入れ、簡潔にまとめること。
第二課題
第1課題で取り上げた地区の景観は、どのようにして形成され維持されてきたのか、それはどのような施策や取り組みで支えられてきたのか、調査しまとめてください。
 
どう作成したか
地元にある街並み系の文化財を2つ比較するように取り上げました。
現地がどのような景観であるか、知らない相手に説明するように導入し
良い点悪い点を写真を複数用いて取り上げ、現地で見てどう感じたかという感想
景観の教科書にある用語を用いて解説しました。
市政や地域でその景観に対してどのような取り組みをしていたかの調査では、
市政の部分は、市の都市計画のページで調査した地域をどう捉えているか、当該部分を引用して載せました。
地域の取り組みはネットで検索して、市民の活動を調べ引用の形にしました。
最後に今後どうあるべきかという考えで締めくくりました。
と言った部分に重点をおきました
 
教科書はポイントの語句を学ぶ程度にして現地での写真撮影に時間をかけたため、
レポートに複数貼り付けて、ページ数が増えたのですが、問題はなく、
文字数に対しても意識しませんでした。
レポートを書いた経験もあまりないので、文体もこだわらず、中身で勝負という感じで書きました。(レポートの書き方には、ケチをつける講師もいますので注意が必要です)
 
結果
95点でした、景観の比較、写真の数、専門用語、話がまとまっていたのがよかったみたいです。
課題要求されている内容に合致していれば通過できると思います。
プラスに評価してくれるタイプの講師の方であることは、レポート難易度としても重要だと感じます。
 
先生
まず添削の遅れに対する謝罪がありました。社会人として、また、納期や工期を意識する建築士としてわきまえた文章でした。
講師の自己紹介などない、相手が見えないアイサンのシステムで、人当たりよく当たりの先生だと感じました。
多くの講師は指導した形を残したいのか、性格なのかダメだしをメインとする講師が多いのですが、とても丁寧に読み込んでいたことがうかがえる講評で、文章もやわらかでした。
PDFでの添削の返却はなかったものの、どの部分よかったかなど評価点がわかりやすく、また粗探しして減点しない姿勢が好印象です。
通信教育がわかっている先生でした、とてもおすすめできる教科です。
 
おすすめ度
レポートの難易度は優しく、講師の方も良い人柄のためおすすめです。
試験などでは景観に対する専門の書籍が必要になる場合があるため、教科書を購入するか、図書館で借りる手間が発生します。
レポートの時点では教科書を買うまでもないかもしれない感じでした。景観に関する書籍は地方の図書館でもおいてある場合が多いです。
レポート作成に対する時間は写真を多用する分、構成が中心となり、文章量もあまりかかりません、ただし現地調査が必要となります。
また、選択科目の都市計画学で自分の町の都市計画マスタープランを調べるレポート課題があり、地元調査という点では、同時進行が可能であれば効率的ではないかと思います。
 
その他
別の教科でろくに添削せず、評価ポイントもゴールも示さず再提出を指示した講師がいたのですが、印象が段違いです。レポート課題に対する時間・労力が違うので、講師で科目を選ぶことは重要に感じました。