アイサンケンチクメモ

愛知産業大学 通信教育部 建築学科

通信教育 建築材料学

2022年建築材料学レポートのメモです。

 

課題内容

⾃宅または知⼈の住宅の屋根、外装、及び各室の床、⼱⽊、壁、天井、窓などに要求される性能、及び実際に使⽤されている材料を調査し、名称とその特徴を記せ。
 
建物の部位の要求性能因⼦に対し、どの様な材料が適切か。
使⽤されている材料の特徴は何か。
適材適所になっているか否か。
⾃ら対象となっている住宅を調査し、実際に使⽤されている材料(下地材料・仕上げ材料)とその特徴を調べ要求性能を満たしているかどうか?などを考察にまとめ、レポートするのが課題である。
多種多様な建築材料の特徴、性能、魅力をよく理解し、適切な材料を考える。
建築材料を選択する上で、下地材料とは何か?仕上材料とは何か?を考える。
(下地材の調査が困難な場合は教科書などを参考に仕上げ材から予測する事。)
使⽤されている材料名を記するに当たり要求性能、材料の特徴、内部仕上げ、外部仕上げを表にまとめると理解し易い。
※対象となる住宅の施工時の図面や仕上表の資料収集だけが目的ではないので注意する事!
 
という内容の課題になっています。
普通のレポートとは違い調査し分析するというタイプなのですが、どのような形で作成したらいいか、サンプルなどQ&Aで求めても事務の方からダメですとシャットアウトされてしまい、教員と連絡をとることができませんでした。
 

どう作成したか

普段書くレポートと違った課題になっています。

賃貸の一室より、一軒家がいいだろうと考え、田舎の祖父母が住んでいた家を調査してきました。

家屋の平面図がなかったので、CADで作図。仕上表をエクセルで作成。資料として撮影したものを写真台帳のエクセルシートに貼って、図面・写真・仕上表と調査資料をつくりました。

※エクセルの写真台帳で部屋の各部位を調べて提示

※仕上表をエクセルで作成、仕上げと下地があるため二段になる

※調査物件の図面がないために自分で作図、CADの授業が役に立った、平家のほうが楽

 

これに各部位別に求められる必要な性能と現状満たしているかをまとめて作成しました。必要な性能は書籍とネットでまとめ、現況の材料がそれを満たしているか確認しました。材料学の教科書も買ったのですが分かりづらく役に立ちませんでした。

素材を理解しているかが求められると考えて、説明するように記入。部材の説明が細かく書かれている、辞典のような書籍(超図解よくわかる建築現場用語)が役に立ちました。

※工法や部材など細かく解説されている

 

文字数は3500弱になりました。

図面作成や写真の選定を含めると2週間以上かかってしまい、非常に効率が悪い状態でした。

結果

100点でした、どうやら要件を満たしていれば点数が得られ、文体や書体など細かいところで減点されないようです。

「材料の理解は重要です」のような、ほぼ何も書いてないような講評でした。PDFでの添削もありませんでした。

評価までレポート提出から1ヶ月かかりました。

先生

実務家教員の方と同じ苗字であるぐらいしか印象がありません。掲示板など過去の書き込みで材料学の講師が非常に問題ありそうなことが書かれてましたが、違う人かもしれません。

分かっていること

評価は減点方式ではない、再提出などの面倒はないと思われる

過去の書き込みで高難度でやばいと書き込みを見たが講師が変わった可能性がある

添削に1ヶ月ほどかかる

普通の文章レポートとは違った課題、人によっては時間がかかる

教科書は必要か

レポートの時点では必要ない状態です。

建築材料の書籍はたくさん出ていて、古書で安く手に入るので、新書にこだわらなければ安いです。

また、建築用語辞典のような書籍を購入すれば、部材についての説明が書かれていたりするのでレポート作成や学習の役に立つと思います。