アイサンケンチクメモ

愛知産業大学 通信教育部 建築学科

通信教育 建築計画学

2022年の建築計画学レポートのメモです。

 

課題内容

第1課題
テキスト中に記載のある住宅の事例を1つ取り上げ、掲載⾴(ページ)を記し、
①選んだ理由
②それが計画された背景
③計画された⼿がかりとなったもの
④設計にどう活かされたのか
についてまとめ、①④については⾃分の考えを述べよ。


第2課題
テキスト中に記載のある集合住宅の事例を1つ取り上げ、掲載⾴(ページ)を記し、
①選んだ理由
②採⽤された計画⽅式とその理由
③計画された⼿がかりとなったもの
④設計にどう活かされたのか
についてまとめ、①④については⾃分の考えを述べよ。

 

住宅と集合住宅の分析みたいな課題です。

 

補足に対象の建物リストなど上がっているので、レポート課題でやりやすそうなものを選定するといいと思います。

どう作成したか

CADの授業など他の教科でも馴染みがあった、コルビュジエの「レマン湖畔の小さな家」と「マルセイユのユニテ・タビタシオン」をあげてまとめました。ネットにも画像や図面、解説が豊富にあるため、それを見ながらまとめるカタチにしました。

コルビュジエの理論などよく解説されているので、それを交えて、この場所にこういう工夫が加えてあるなどの説明をしていきました。図面には写真方向図のように番号をふって番号ごとに工夫されてる説明を記入。

文字数はおおよそ3000字程度になりました。

結果

90点となっていました。

提出から1周間ぐらいで評価が帰りました他の教科より早いと思います。

写真と分析に時間をかけたためか苦労を評価してもらった感じです。

先生

講評は建物の解説のみで丁寧に長文で解説をいただきました。

おすすめの図書の案内もありました。

試験

試験では旧課題がややこしすぎて、新しい課題に変更中の過渡期のため、旧課題、新課題両方がうけられるようになっていました。

どれも深掘りまでせず、考えを述べたりしていれば1日で10問済む内容でした。

分かっていること

おもったより早い採点

試験は面倒だが、そこまで掘り下げてなくても不可にならない

教科書は必要か

課題が教科書から選択なので必要となります。試験でも一部連動しています。

 

他、参考図書がいくつも出ているのですが、これらは他教科で使う図書なので気にしなくていいと思います。

コンパクト建築設計資料集成はスクーリングの事前課題で使うかどうかの、ほぼ使わない図面集などで使いません。

空間デザイン事典は建築デザイン論の教科書で、受けるなら必要になります。
他、建築造形Ⅰや建築設計Ⅰ-1,Ⅰ-2で使う教科書で、これらは購入したものの使いませんでした。スクーリングで教えてもらうことができるので補足程度です。まったくの素人の方は建築設計教室で設計についての流れのようなもの学ぶことができます。

通信教育 デッサン基礎(面接) デザイン基礎(面接)オンデマンド

2022年にデッサン基礎(面接)と デザイン基礎(面接)オンデマンド で受講したメモです。

 

課題内容

・デザインとデッサンの各課題を書き、郵送にて提出

2022年現在、愛知産業大学では卒業制作を回避することが可能となっています。そこで卒業制作に変わる科目を何にしようかと考えたとき、面接オンデマンドでデッサンやデザインの基礎科目が受講可能であることに着目して受講しました。

どう作成したか

雑にならない程度に公開されている課題を書き込み郵送、どこも引っかかることなく終えることができました、数日かけてコツコツ書けば済みます。

結果

デッサンとデザインともにBでした。

デッサンの方は評価が終わったものの講評と作品が返送されてない状態です。

先生の苦労が伺えます。

先生

一点一点ちゃんと添削されています。時間がかかるものの丁寧に添削してもらえます。

おすすめ度

面接科目として単位が取れてお得だと思います。

オンデマンド授業ですが質問がネットでできるだけで引っかかることなく進められます。

他にもオンデマンド授業開始以前の年度初めの4月から課題が公開されているのも有利です、先回りして課題を済ませることがきました。(他の面接授業では課題は伏せられています。)事前課題もありません。

ただしオンデマンドを受けるにあたって他のオンデマンドと受講時期がかぶると複数選択できないという問題がありました。どちらか選ぶように学事からお叱りが来ます。

分かっていること

面接授業をオンデマンドで手軽に受けられる(授業期間に課題郵送するだけ)

課題は事前に公開されている

事前課題もない(他の面接授業ではよくある)

教科書不要

レポートなど文章が苦手な人にはおすすめ、手を動かすだけに近い授業

教科書は必要か

教科書はありません、公開されてる動画などを見て進めます。

通信教育 建築構造学Ⅱ

2022年建築構造学Ⅱのレポートメモです。

 

課題内容

1.鋼構造における柱脚種類と注意点

2.鋼構造における部材の変形にたいする検討項目

どう作成したか

レポートの課題もⅠと違い内容が絞られています、そのため各レポート2000字程度画像も数点書籍から貼り付けて、内容を説明するように書きました。

どちらも建築士試験や建築の入門書みたいな書籍で説明されている重要項目なので、書籍には困らないと思います。

内容が少々専門的になってきているのでネット記事では探しにくい状況でした。

結果

74点でした、レポートはPDF添削され丁寧な指導を頂きました。

先生

数少ないPDFを赤文字で添削をしてくれる先生です、真摯に対応してくれてると思います。

おすすめ度

Ⅰより課題内容が絞られていてやりやすく、おすすめです。

分かっていること

丁寧な指導が得られる

レポートのボリューム小

教科書は必要か

不要でした、構造に関する図書をなにか持っていれば対応可能です。

通信教育 建築構造学Ⅰ

2022年建築構造学Ⅰのレポートメモです。

 

課題内容

3種類の⽊構造⽅式を研究、「鉄⾻構造」と「鉄筋コンクリート構造」の比較。

どう作成したか

この課題は木造と鉄骨・鉄筋コンクリートを学習してまとめなさいといった感じです、

そのため深く考えず、教科書やその他参考書籍入手し、ネットも利用してまとめ上げました。これだけ勉強しましたという感じで、文字数など気にせずダラダラと説明するように、参考図書を写メして画像など貼り付け、説明を書き込み。長所短所などは箇条書きで済ませました。

その結果1レポート25,000字程度に膨らみました。

結果

100点でした。よくまとまり誤認がないとのコメントでした。

先生

レポートの感想はあっさりしたコメントで、ケチをつけたりしないタイプの先生でした。

分かっていること

レポートはただまとめるだけで良い。

教科書は必要か

自分は購入しましたが、なくても攻略可能です。

 

通信教育 建築デザイン論

2022年度 建築デザイン論のレポートメモです。

 

課題内容

⾝近にある公共的な建築(役場、駅舎、集会場、学校、美術館など)でデザイン的に優れているとあなたが考えるものを1つ選び、以下に挙げるデザイン⼿法のうち5つ以上を⽤いて、建築を形態により分析しなさい。その上で、その建築がどのようなコンセプトに基づいて設計されているのか考察しなさい。
[⼿法]
⽴てる/覆う/囲う/積む/組む/掘る・刻む/並べる/整える/区切る/混ぜる/つなぐ/
対⽐させる/変形させる/浮かす/透かす・抜く/動きを与える/飾る/象徴させる/⾃然を
取り込む/時間を語る
(1,500字以上であれば何字でも良い。形態分析の内容がよくわかるように、図⾯と写真を必ず⽂中に⼊れ、必要に応じてダイアグラム(図)などを⽤いて詳細に解説すること。ただし、図⾯・写真・ダイアグラム等は⽂字数に含まない。)

どう作成したか

最寄りの大きな公園にある博物館が前川國男の設計だったので、見学と同時に写真を撮影しながら実地調査(見物)しました。

同時に写真撮影の素材を建築造形Bにも使い回す作戦です。

参考図書の見る建築デザインでは、こう感じさせる効果があるなど説明が多く、ここから表現や感じ方を引用して使用してみました。

簡潔に述べることができず、ダラダラと写真を追ってこう感じる、書籍では・・・、と解説書の文も使いひたすら書き続けました。

文字数は膨らみすぎて8000字、写真は30程度使用しました。

グーグルストリートビューに博物館内部もあり、そのスクリーンショットも使わせてもらいました。

結果

95点でした。

レポートはかなりの駄文でしたが、時間を掛けたことを理解してくれているように感じました。

採点は非常に早く1週間もせずに講評が返ってきました。

ただレポート課題の内容に引っかかった部分について厳しい指摘もありました。

主に表現方法についてで、書き方の例まで書いてありました。

参考図書の項目にそっている必要があるとのことで、〇〇の部位は〇〇の形状になっていて、〇〇のように工夫がされているから、〇〇のように感じることができるというように、順序立てた表現が必要になるとアドバイスされました。

他の厳し目の講師であれば、直しが必要であれば再提出と騒ぐのでしょうが、この先生は余計な作業を好まないのかそれなりの点数をいただけました。

また、この建築デザインの観察眼で多くの建物を沢山見て経験値を積むようアドバイスがありました。

先生

アイサンの通信教育部の主任の先生で、どの提出物も長文でアドバイスがあり、1周間以内にはレポートの添削が帰ってきます。仕事が早く、レポート提出から試験までスムーズに進むことができました。

採点も厳しくなく、最低限の内容と文章量で点数が取れるはずです。

この先生の科目はすべて取ることをおすすめします。

試験

試験では空間デザイン事典に掲載されている建物から特定の要素をどう感じたか書く内容になるため、教科書の購入が必要になりました。

自分の感じたものを書けば良く、また、名建築集であるためネット検索でも感想が溢れているものばかりです。

試験の10問を書くことが早く済むのはありがたかったです。

おすすめ度

この先生の教科は採点速度や厳しすぎない内容や、嫌味のない講評の内容からおすすめできます。

分かっていること

非常に速い講評。

採点は厳しくない、ほどほどで提出してしまうのも可能に感じた。

デザインに対する観察眼が身につく。

建築造形Bと同時攻略ができる。

教科書は必要か

試験問題から空間デザイン事典が必要な設題で構成されているため、図書館で借りるか購入する必要があります。レポートでは表現方法についてのみなので、なくても行ける感じがしました。

見る建築デザインというテキストは、モダニズム建築についての解説が中心で表現方法は活かせるものの、試験では不要です。

現代建築に関する16章は、読み物で不要でした。

テキスト建築意匠は歴史からはいる教科書的な書籍なので他の教科でも使えるかもしれません。レポートや試験では不要と思います。

4冊購入しましたが、この教科に関しては空間デザイン事典のみ必要に感じます。

通信教育 福祉と建築

2022年福祉と建築のレポートメモです。

 

課題内容

第1課題 
日本における、昨今の高齢者・障害者をとりまく社会情勢や家族形態の変化と、これを踏まえた住環境整備の目的について説明しなさい。

第2課題 
高齢者・障害者の視点から、日本の伝統的住様式による住宅の問題点について説明しなさい。

どう作成したか

第1課題

ネット上に資料や議論が多く書かれてる社会問題の内容です、すでにわかっているような一般的な考え方をどう相手にレポートで説明するか、わかりやすい資料集めに集中しました。厚労省の統計資料などをWindowsキー+SHIFT+Sで画像切り抜き貼り付け、順を追って説明して行き、問題になっている現状や国の取り組みなどをまとめました。

 

2500字程度にまとまりました。

 

第2課題

同様に、住宅事故の統計を探し、介護の事故防止の資料から、事故の現状とその対策を画像とともに説明しました。

 

2500字程度にまとまりました。

 

どちらも難しい話ではないため、レポート作成がなれてきたため、数日で対応できました。資料が多く、集めてまとめるのに時間がかかる印象です。

最初は教科書に話がうまくまとまっているだろうと読みましたが、ネットから攻めたほうが速いことがわかりました。

結果

84点でした。何かしらの減点方式を使っているようです。

添削は早くはありませんが1ヶ月以内に添削は終わりました。

第一課題では少子高齢化について調べるともっと良かった。

第二課題では伝統工法と在来工法の両方を深掘りする必要、温熱環境の記載、段差解消やヒートショック対策など解決策の成功実例の写真があるともっとよかったとのこと。

この辺が減点の理由のようです。

解説などはなく、2行程度の短い文での講評でした。

先生

採点でや文章で尖ることもなく、講評も短いためどのような方かよくわからない印象です。

おすすめ度

わかりやすい課題でおすすめです。採点も厳しくありません。

レポート作成がなれてきた頃にやれば早く片付きます。また、レポート慣れしていない段階で練習になるような内容でもあります。

分かっていること

レポート課題がわかりやすく書きやすい

教科書は必要か

購入しましたが、レポートの段階で必要ありませんでした。教科書ではレポート課題の部分は合致しない所も多いです、教科書に答えがあるはずと思って読むと迷路に迷い込むと思います。

通信教育 建築マネジメント概論B

2022年建築マネジメント概論Bのメモです。

 

課題内容

第一課題

小規模なコモンスペースの果たす役割課題を整理し、住環境マネジメントが今日必要とされる理由をまとめなさい。
 
第2課題
少子高齢化が進む社会の中での、ニュータウン(団地)再生に関して、現状の解決すべき課題を整理し、再生に向けての提案を簡潔にまとめなさい。
 
2つの課題になっています。
どちらも教科書の住環境マネジメント住宅地の価値をつくるに載っているのですが、ページ数も多く読みにくいです。

どう作成したか

第一課題

「住環境マネジメント住宅地の価値をつくる」齊藤広子著を購入して、さらっと読んだのですがページ数もあり、読むだけでもかなり大変でした。

そこで、住環境マネジメントをネットで検索すると齊藤広子氏のレポート記事がたくさん出てきました。こちらのほうが一般の方に向けて、噛み砕いた説明になってました、これを複数読みまとめる形で説明しました。
参考画像は不動産会社のコモンの記事から参考引用としてWindowsキー+shift+Sで貼り付けて使わせていただきました。
おおよそ2000字弱でおさまりました。
 
第二課題
これも団地再生するにはの論点の記事はネットに多く、また書籍でも多くあります。そこからページ数が膨らみすぎないようにまとめましたが、書いているうちに、あれもこれも書きたいとボリュームがましてしまったのが失敗でした。こうしたら良いんじゃないの?みたいなことまで書いているとキリがない状態です。
明らかに書きすぎで7000字ぐらい行ってしまいました。
 
両方の課題合わせてレポート書き慣れていれば、1日で終わると思います。自分は第二課題に無駄に時間かけて何日も使ってしまいました。

結果

レポート結果は100点でした。

提出からおおよそ1ヶ月かかりました。遅くなって申し訳ないと謝罪がありました。

減点方式ではなく理解しているかで加点してくれています。

講評も理解しているかどうかが視点で、「よくまとまっています」のような簡単な講評だけでした。建築の技術的な科目でもないのでゆるく感じました。

 

先生

講評に採点遅れのお詫びから入っていて、言葉遣いも丁寧でした。アイサンの攻撃的な講評を書く講師が多い中で常識的な方でした。

採点も優しく、通信教育がなんのためのものか分かっている方だと感じました。

おすすめ度

文章的なものまとめる能力がある方であればおすすめの科目です。

課題のテーマもわかりやすく悩む必要がありません。

試験の10問も教科書の特定のページやネットを見るとそのまま答えられる項目になってます。

教科書は必要か

レポートの時点では不要です、ただし試験の10課題の一部は教科書の特定のページと連動してます、ネットで探せば対応可能かもしれませんが、手早く済ませるなら購入するか、図書館で借りたほうが早いと感じました。

 

試験

課題4は住環境マネジメントP13あたり、課題5はP29あたりを利用、課題8は地球環境P32あたりを参考にしました。他ネット検索で対応可能でした。

分かっていること

レポート課題はわかりやすい論点。

講師は常識的で人柄が良い。

試験の10問は一部教科書とネット。

 

その他

履修時にどの教科がいいのかわからず、相談する相手もいなかったため、建築マネジメント概論AではなくBをレポート課題の内容から書きやすそうかな?と思って選んでみました。結果おすすめできる難易度の科目でした。